乳がん検診について
30歳を迎えたら、乳がん検診を
乳がんは、母乳をつくる役割をもつ乳腺と呼ばれる場所に発生する悪性腫瘍です。昨今、日本女性の約10%の方が生涯の間に乳がんを患うと言われており、決して軽視できない病気です。
初期症状のない乳がん
乳がんは初期症状がほとんどなく、気付くのが遅れてしまう可能性が高い病気です。そのため、乳がんの予防方法として、定期的な乳がん検診がとても重要になります。早期発見・早期治療が最善の対策です。
近年、乳がんの患者数は増加傾向にあります。がんが転移してしまうと、命に関わることにもなりかねません。すでに乳房に変化(違和感)があると思う方は、なるべく早めに乳腺専門医の受診をお勧めします。
乳がん検診の対象となる方
対象者
- 30〜39歳の方
問診、超音波検査が行われます。自己負担は2,000円です。
対象者
- 40〜69歳
問診、視診、触診、マンモグラフィを実施します。
受診券には撮影機関の情報が記載されております。マンモグラフィ撮影後は、登録医療機関を受診してください。
※ 登録医療機関:受診券に医療機関の名簿が同封されています。
自己負担は1,400円です。
また、無料になる方もいらっしゃいますので、まずはお問い合わせください。
乳がん検診の手続き
まずは各区役所・各総合支所へ
受診券の発行
仙台市では例年4月〜11月までの期間で、乳がん検診の申し込みができます。
実施期間は例年6月から翌年の1月までです。その間に、指定の医療機関でマンモグラフィを撮影して頂きます。
各区役所・各総合支所に乳がん検診のお問い合わせをして「受診券」を発行してください。
受診券には、マンモグラフィ撮影の
- 撮影日時
- 撮影場所
が記載してあります。忘れずにチェックしましょう。
お問い合わせ先
各区役所・各総合支所一覧
青葉区役所 家庭健康課 |
〒980-8701 仙台市青葉区上杉一丁目5-1 TEL:225-7211(代) |
---|---|
太白区役所 家庭健康課 |
〒982-8601 仙台市太白区長町南三丁目1-15 TEL:247-1111(代) |
宮城総合支所 保健福祉課 |
〒989-3125 仙台市青葉区下愛子字観音堂5 TEL:392-2111(代) |
秋保総合支所 保健福祉課 |
〒982-0243 仙台市太白区秋保町長袋字大原45-1 TEL:399-2111(代) |
宮城野区役所 家庭健康課 |
〒983-8601 仙台市宮城野区五輪二丁目12-35 TEL:291-2111(代) |
泉区役所 家庭健康課 |
〒981-3189 仙台市泉区泉中央二丁目1-1 TEL:372-3111(代) |
若林区役所 家庭健康課 |
〒984-8601 仙台市若林区保春院前丁3-1 TEL:282-1111(代) |
よくあるご質問
乳がん検診は毎年受けるべきでしょうか。
乳がん検診の目的は「早期発見」です。 そのため1年に一度の検診が望まれますが、最低でも2年に一度は受けるようにしましょう。 また、乳がんが好発する40代は、マンモグラフィ検査だけでは見落とされることがあるため、超音波検査を併用すると早期発見に有効的です。
乳がん検診は毎年受けるべきでしょうか。
乳がん検診の目的は「早期発見」です。 そのため1年に一度の検診が望まれますが、最低でも2年に一度は受けるようにしましょう。 また、乳がんが好発する40代は、マンモグラフィ検査だけでは見落とされることがあるため、超音波検査を併用すると早期発見に有効的です。
乳腺症だと乳がんになりやすいのでしょうか。
乳腺症は、生理的な乳腺の変化で、乳がんとは関係はありません。 しかし、乳腺症の胸は、ゴロゴロとしこりがあるように感じるため乳がんと疑われる方も少なくありません。 また、乳腺症の場合は全体的に乳腺が固くなりやすく、触診だけでは診断が難しいこともあるため、定期的にマンモグラフィ検査、超音波検査を受けると安心です。
生理中や授乳中でも乳がん検診は受けられますか。
生理期間は乳腺が張った状態にあるため、検診にはあまり適していません。 生理中や授乳中も、検診はできますが、マンモグラフィ検査は、乳房を平たく押し伸ばします。 生理中は胸が張っており強く痛みを感じたり、乳腺が発達している授乳中も、痛みが強く乳汁が出ることもあります。 そのため、他の時期をお勧めします。 ただし、明らかに異常がある場合は、早急に受診をして下さい。